廃線上のアリス

 

マサト真希ライトノベル、「廃線上のアリス」なん。

物語の内容は、なんか鬱病みたいになっている主人公が一度も会った事もない父親がいる海辺の田舎へと養生しにいく感じの物語なん。

個人的な感想を言えば、表紙が良かったのと『廃線』というパワーワードに惹きつけられた。あと海辺の田舎というのが雰囲気が良い。
もっとも、良かったのはそれだけで、小説自体はなんやこれって感じなんやけど。

えー、まず主人公はたぶん鬱病的な感じなのだと思われる。
なんかトラウマ的なモノがあって、自宅に引きこもり、そのせいで家族崩壊しそうな感じで、そんな感じだから「認知だけした父親」のもとへ逃げ込んだ感じ。
逃げ込んだというか何というか、まあちょっと違うかも知れ辺けれど、どっちみち現実が嫌で逃げたのは事実なので、特にそれほど間違いはない。

で、そんな感じで物語が進み、タイトル通りの感じで出遭い、恋する感じ。
まあ、よくあるパターンで、恋愛もので、青春もの。

まあ、内容が文句なかったらよかったのだけれど、正直、個人的にいえば合わなかった。
理由は、主人公のことを「気持ち悪い」と思ってしまったから。
いやもうキモイなんていう生易しいではなく、生理的に受け付けない感じの「気持ち悪い」である。
トラウマっていうか、一応過去について明かされるのだけれど、正直大したことないというか何というか、引きこもることではない。
そういうのはあるっていうことは知って入るけれど、それでも友人はイミフな行いで自爆して、友人の彼女はイミフに逃げる。
もうわけわかめ
その時のシーンは「ん?」って首を捻らざるを得なかったし、追いかけた瞬間十数行で終わってるん。
描写の仕方が「は?」って感じで、時系列どうなったん。十数行で何十分と過ぎたんか? って感じなんな。少なくとも唐突で、メールも荒れやと思う。

そんでまあ、過去は差し置いて、主人公は恋愛しちゃうYO。
もうね、このトラウマは主人公を可哀想な主人公なんですよっていう設定のためだけに作られた感じで気持ち悪い。
そんな事のために友人二人が不幸というかバッドエンドになっているのは可哀想に思えて気さえする。
そして、主人公はハッピー―エンド的な?
ははっ、わろす。
共感も感情移入も出来ひんわ_(:3」∠)_

そんなわけで、主人公は受け付けなかった。
終始主人公の性格的なモノが気持ち悪いと思ってたし、話の展開も気持ち悪く、進み方が読めた。
読んでてどうしようもなかった。
最後まで読み切ったけれど、読後感はようやく読み切った、疲れた、である_(:3」∠)_
爽やかなハッピーエンド演出しているけれど、ちょっとイラッきた。

あ、あと灯台描写なのだけれど、浸水してる? 台風だから?
古い灯台といえど壁はコンクリなんですけれど、浸水? ちょっと意味分からなかったよ。穴が開いてるのかもしれないって言ってたけれど、いやいや、ないない_(:3」∠)_
あったらそれはもう倒壊しかけじゃね? まあ、扉からっていう線もあるけれど。
でもまあ、描写の仕方があれだと思う。まるで腰にまで浸水してやばいみたいな慌てっぷりである。
そして、とってつけたような怪我と数分後にはぶっ倒れるシーン。
だから外に出る。台風で、灯台浸水レベルの大波の中を。
自殺志願者かなと思いました_(:3」∠)_

なんとなくだけれど、筆者は、青春とか恋愛ものを描くのは合ってないのでは、と思ってしまったぐらいである。
そんな感じの小説でござった_(:3」∠)_
廃線」とか「田舎の海辺町」とか設定が好きで、期待してたんだけどなー。
読了後は嘘みたいに期待がぶっ壊れてたん(´・ω・`)もうしんどいお。

 

廃線上のアリス (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)

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